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『Luna say maybe』

最近 Wavebox 押してくださった方ありがとうございました!

 

学園アイドルマスターの『Luna say maybe』という曲に急にハマってしまいまして

この曲からものさん(個人サイト:https://nekogoya.com/)の創作漫画『ハコニワアソビ』のキャラクターを想起して、どうしても絵を描いていただきたい熱意を抑えきれず、Misskey.io で Skeb 新規登録するためだけのアカウントを作って Skeb を依頼してしまいました。

ちなみに前もこういう依頼したんですが、ちょうど二年前くらいでした。→Skebとロゴとバーチャルマーケット2022
今は金額が合わなかったら再送要請していただくことも可能になって、前より頼みやすかったですね。

そして本日納品されました!! ティアちゃん!!! 美しい!!!!

https://skeb.jp/@nekokan_eaters/works/53

今回も Fanbox に記事書いていただけてるので合わせてご覧くださると理解が深まると思います!

あのね。

 

ということで納品された絵を見て書き散らかして参りたいと思いますが、先に申し上げると私は作品に隠されたモチーフを見つけたり理解したりするのが下手なので、なんか見落としてたり、誤解してたりすると思います! すみません!!

とりあえず、Skeb に依頼した時点では「レオンくんとティアちゃん(ときどきラザルさま)」の印象だったんです。
でもその後更に繰り返し曲を聴きながら妄想の翼を広げた結果、今は八割くらいティアちゃんだなって思うに至っておりまして。

なので、ティアちゃんが描かれてきて解釈一致!!!!! と思いました。

それで、この曲、聴いていただくとわかるんですけど物語性が強いです。
前半は苦しい感じから始まり、最後には圧倒的ハッピーエンドで終わります。
なので、どこを切り取るかで全然違う絵ができると思うんですよ。

でもやっぱり「あのね」が重要だと私も思います!
YouTube のコメント欄に書いてる人いたんですけど、この曲の歌詞って「あのね。」が言えなかった人が「あのね、」を言うために積み重ねられた言葉なんですよね。

最後のほうの歌詞は特にティアちゃんに合う!! と思って……レオンくんと離れていた間のことをたくさん話せる日が来ることを願ってやみません……。

あと背景がとってもレオンくんだなと思いました。
この美しい青と月はレオンくんの瞳だと思ったし、キラキラしているのはティアちゃんが星のようだと形容したレオンくんの髪みたいだなって思いました。
月でもあり星でもあることに私の中で定評があるレオンくん。
この曲のタイトルに Luna が入ってるのも運命感じます。

そして向日葵がティアちゃんにとても似合いますね。
ティアちゃんは私の中では太陽でもあり星でもあるなと思っています。
向日葵の花言葉に「あなただけを見つめる」というのがあるらしいので、つまりそう、レオンくんの瞳の中にティアちゃんがいて、ティアちゃんもレオンくんを見つめてるんですよ! たぶん!! 違うかもしれないけど私の中ではそう!!

とっても素敵なイラストで心が潤いました。
レオンくんとティアちゃん結婚して……(オタクの願望)


以下、私がこの曲を聴いて脳内で考えていた妄想ですので、本編等のネタバレ防止のためにも畳んでおきますね。
番外編の小説の中身にも言及しているので未読の方は小説『流れ星の願いを』をぜひ読んでくださいお願いします。

『Luna say maybe』の妄想

まず最初の歌詞『あのね。』のところの MV の演出がすごくいいんですよ。
「あのね。」が何重にもエフェクターを経由して歪んでしまう。

それで、一番の歌詞がレオンくんっぽいと私も思っていて。
でもレオンくんって本当に素直じゃないのだろうか? というのがよく考えたらわからなくなったんですよね。

というのも、ティアちゃんを守ろうとしていること、ティアちゃんの願いを叶えてあげたいと思っていることに関しては結構ストレートに表現して、行動も伴ってますよね。
別にティアちゃんに好きだとかは言ってないと思いますけど、もはやレオンくんは行動で示してるからティアちゃんにも周囲にも伝わってると思います。

だから、なんていうか、レオンくんって結構素直では……? という気持ちになってきて……。

だけど、その気持ちから生まれる最終的な結果として、レオンくんは今ティアちゃんの傍にいないんですよね。
ここがすごくレオンくんっぽいところなんだな、と思ったんです。

レオンくんは結構素直に表現はしてると私は思うんですが、色んな要因が絡んできて、レオンくんなりに合理的な判断を下した結果、最終的な出力がちぐはぐになっている。

ティアちゃんが大事だという気持ちと、黙ってティアちゃんの前から消えてしまったという事実は、間違いなく一本の線で繋がってるんだけど一見してよくわからない。

これが「あのね。」が何重にもエフェクターを経由して歪んでしまうところと似てる~と思いました。

 

『自分のことすら~守れるのかな』はすごくレオンくんっぽいし、ティアちゃんっぽくもある。
レオンくんは我が身を犠牲にしてでもティアちゃんを守ろうとするし、ティアちゃんもティアちゃんで我が身を危険に晒してでも誰かを守ろうとしてしまいますよね……。
二人とも自己犠牲的なところがあって、そのために大事な人を傷つけてしまっているところがある気がします。

 

そして私のイメージだと曲全般的にサビでまっすぐに気持ちを届けようとしてくれるのがティアちゃんなんですよ。
レオンくんは色々考えた末にティアちゃんの元を離れてるけど、「それでも一緒にいたい」と言ってほしい!

その後二番ですが、私、最初にこの曲を聴いてたときは、レオンくんをティアちゃんが圧倒的な光で救い出すストーリーとして考えてました。
でも何十回か聴いた頃には『真実を知ったティアちゃんは、それでも今と変わらないティアちゃんでいられるのだろうか……』という思考になってました。

だって「私がやらなきゃ」と言い出したティアちゃんを守ろうとして、願いを叶えようとして、レオンくんは魔法を使えなくなってしまったわけだから……。
ティアちゃんがその真実を知ったらどうなってしまうんでしょう……。
追放もラザルさまが助けてくれなかったら結構ヤバかったと思いますが、魔法を使えなくなったっていうのは本当に取り返しのつかないこと感があります。

いくらレオンくんが今は剣士としてやっていけてても、ティアちゃんはかつて巧みに魔法を使えていたレオンくんを知っているし、皆が魔法で生きてるメルトリーネでずっと暮らしてきたわけですし……。

そう考えたら、自分を愛せなくなって、素直になれなくなって、そこから立ち上がろうとするのはティアちゃんなのかもしれないなって思ったんですよね。
なので、現在の私の中では二番以降ずっとティアちゃんのイメージが強いです。

 

「目に見えるものが~思いたい」のところは私が一番ラザルさまを感じたところです。
誰でも当てはまりそうではあるものの、ラザルさまって続いてほしいものを自らぶち壊してしまう可能性があるじゃないですか。己の意志とは関係なく。
それって絶望的なことだと思うので、目に見えるものが続くと思うことすらできないかもしれない……。

 

二番のサビはとってもレオンくんとティアちゃんを感じますね。
「素直になりたい~ジレンマ」のところわかりすぎる。
単に素直じゃない性格ってことじゃなくて、素直になってしまうと困ったことが起こるし、大事なものを失ってしまうかもしれないから素直になれないんですよね。
レオンくんもティアちゃんもお互いを大事にしたいだけなのに。世界は残酷。

この曲の『素直になれない』という部分のディティールが好きです。

 

その後はハッピーエンドに向かって突き進んでいく感じですが、「この場所を大切にしたいの!」の『この場所』は私の中では物理的な場所ではなく『あの頃の私たち』みたいなイメージです。
レオンくんはあの頃みたいにはもう戻れないと思ってるかもしれないけど、ティアちゃんは諦めないでほしい。
戻れるよ! 戻ってくれ……!! 三人でまた仲良く釣りとかしてくれ!!!

そしてこの曲、この最後のハッピー感が本当にいいと思う。
仮に真実を知ってティアちゃんが一時的に落ち込んでしまったとしても、最終的には前向きに戻ってくれると思いたい。
レオンくんとティアちゃん、最終的にお互いの特等席にいてほしい。

最後の『あのね、』の MV の演出もいいですね。
最初の演出と対になっていて、今度は歪まずそのまま相手に伝わろうとしてるのが……。
また三人でたくさんお話してほしいですね……。

おわり