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Trickle では他人のすべてを受け入れる必要はないし、すべてを受け入れてもらう必要もない

これは Trickle Advent Calendar 2022 二日目の記事です。Trickle について思いついたままに書きます。

いつも私の創作を見に来てくださっている方はすみません! この記事には創作の話はありません!
アドベントカレンダーから来た方はご興味があれば本記事をお読みいただけると嬉しいですが、このサイトの他のコンテンツは見ずにご帰宅ください!!!

Trickle とは

開発者様のブログ記事が一番わかるので、知らない方はぜひご一読ください。
見るより気兼ねなく書く、Trickle というサービス

簡単に言うと「一つのログイン情報だけでサブアカを無限に作れる上にアカウント切り替えがとても楽、ついでに文字数制限が緩いので長文も書ける Twitter」が UI 上のイメージとしては近いです。

と言ってしまうと、開発者様がサービスを作った動機が Twitter に対する困りごとであったり、Twitter との対比で機能の説明がされたりしている点からも「Twitter の良くないところを解消した SNS」というイメージを持たれるかもしれません。

しかし少なくとも現在の Trickle では自分から能動的に他人を見に行こうと思わなければ他人はほとんど目に入らず、私の見解では交流も盛んではありません。

私としては、現在の Trickle の雰囲気は「個人ブログの集合体」みたいに感じます。
普段は自分が書きたいことを書いていて、時々他のブログの新着記事を読みに行く。そういう感じの場所です。

2022/12/04 追記:雰囲気として「他人との交流を目的として書いているわけではない」ということを個人ブログ的と感じているだけで、長文がどーんと書いてあるか短文連投かに着目しているわけではないです。
Trickle は文字数制限が緩いのでどちらもできますが、私も URL だけ貼って投稿するという使い方もするし、ある程度の長さの文章を投稿することもあります。

Trickle のここがいい

トピックごとに書けて、トピックごとにサブスクライブできる

Trickle では他人のすべてを受け入れる必要はないし、すべてを受け入れてもらう必要もない。
そもそも無理に他人と関わる必要もない。他人のトピックは見てもいいし見なくてもいい。

これが Trickle の一番いいところです。
昨今の Twitter のような、他人と繋がり言葉を交わすことを強要される場所に疲れ果ててしまった人にはおすすめです。

投稿の体験がいい

Twitter でサブアカ運用してる人が「アカウント間違えちゃった」というのはよくある話です。
Trickle なら投稿画面内で投稿先トピックを選べますし、どのトピックを選択しているかが明確なので間違えません。
もし間違えたとしても、後から編集して投稿先トピックを変更することもできます。

また文字数制限が緩いので長文も書けます。

『見るより気兼ねなく書く』と銘打たれているように Trickle は書くことにフォーカスしており、投稿の体験が良いというのはとても重要だと思います。

PC でも自分の投稿を読み書きできる

Trickle は PC とモバイルの両方にアプリがあります。
ただし PC 版は機能が制限されていて、自分の投稿を読み書きすることしかできません。

私は平日にスマホで技術記事等を探して「dev」というトピックにため込み、週末に PC で個人開発して技術ブログを書くとき参照するという使い方をしています。
個人的には PC アプリの存在が無ければ Trickle を使い続けていなかったかもしれないほど重要機能です。

私の使い方

後で読むかもしれない URL をメモする

前述した通り、後で読むかもしれない記事などをメモしておくと便利です。

PC とモバイルでメモを共有できるアプリというのは他にもたくさんありますが、私としては Trickle が一番使い勝手がいいです。
後で実際に使うかどうかを吟味せず、気になった記事を気軽にメモしておくことができます。
これは「書き留める」ことに重きをおいて作られたアプリのデザインが優れているからだと思います。

ひとりごと壁打ち

最近 Twitter からちょっと離れたい気持ちになることがあり、Twitter の代わりのトピックを作ったりしました。

長文も書けますし、勢いよく連投しまくることもできるので便利です。
(連投時はサブスクライブしている人が通知は切ってくれていると信じるしかない……Trickle は通知に関しての仕様だけが本当につらい……)

また一次創作者さんは絵の進捗を気軽にアップしたりするのにも向いていると思います。

おすすめの設定や小ネタ

(1) PUSH 通知を OFF にする

好みの問題ですが、サブスクライブしたトピックに投稿が来るたびに PUSH 通知が来るので予め OFF にしておくことをおすすめします。
アプリ内からはできないので端末の設定で OFF にする必要があります。

(2) トピックタイトルの一文字目を絵文字にする/背景色とテキスト色を同色にする

トピックにアイコン画像を設定しない場合はタイトルの一文字目がアイコンになりますので、絵文字を一文字目にセットしておくとそれっぽいアイコンにできます。

また絵文字セットしない場合、トピックの背景の色・テキストの色・枠線の色を同色にすると単色塗りつぶしアイコンを作れます。

(3) 参考トピックから除外する

トピックを作った後、トピックのメニュー(?)から「参考トピックから除外する」という操作を行うことができます。(メニュー名うろ覚えです……)

これを実行することで、検索機能の「参考トピックを見る」に表示されることを防ぐことができます。
ひっそり活動したい人は設定しておくといいと思います。
なお一度参考トピックから除外したら元に戻すことはできません。(たぶん)

Trickle が今後実装してくれたら嬉しい機能

アドベントカレンダーに書く内容は要望でもいいとのことだったので要望を書いてみます!
Trickle 使ってみようかなと思っていらっしゃる方は、ここに書いてあることは Trickle では未実装だという観点で参考にしてください。

(1) トピックをサブスクライブしている人数を非表示にする機能

トピックのトップページでアクティビティ数の横にサブスクライブしている人数が表示されます。
サブスクライブしている人数を表示することは Trickle のコンセプト的に何か意味があるか? と考えてみましたが、特に意味を見出せませんでした。

数字が見えると一喜一憂してしまいますし、気軽にトピックをサブスクライブしたり外したりするということもやりづらいので非表示にしたいです。
(数字が見えるのが嫌なのでなるべく自分のトピックを開かないようにしていたのですが、最近 Web 公開したので気になってしまいました)

(2) Web でトピックの全投稿を閲覧できる機能

現在 Web 公開機能がありまして、トピックごと公開すると最新の何件かが Web で閲覧可能になります。
もし今後機能拡張があって過去の全投稿を遡って読めるようになったらマイクロブログとしての運用ができて大助かりです。
でも Trickle はコンセプトとしてマイクロブログサービスではないのでたぶんそうはならないと思います。仕方ない。

(3) トピックをブックマークする機能

ブックマークとは「PUSH 通知が来てもいいほど読みたいわけではないが、興味はあるので暇なとき読みたいトピック」をアプリ内でリストにしておく機能です。
ブックマークしたトピックに新しい投稿があっても通知は来ません。本当にブラウザのブックマークのようなものです。

PUSH 通知を切っていても、サブスクライブしているトピックに投稿があればアプリ内の通知バッジはついてしまいます。
「サブスクライブせずブックマークする」というアプローチが取れると、通知に煩わされず、自分の心と時間に余裕がある時に見るという行動のコントロールがしやすくなるのでは……と思いました。


以上です。もしここまで読んでまだ使っていない方がいらっしゃったらぜひ試しに使ってみてください!
https://trickle.day/

おわり